portable-jruby

portable-jrubyはJRubyをインストールレスで使用するためのパッケージです.
portable-jrubyには最初からRails5アプリケーションを開発するための環境が用意されています.
また、開発したRails5アプリケーションをwarファイルに変換して、
portable-jrubyに内蔵されたJavaEEコンテナ(jetty)で実行することが出来ます.

portable-jrubyを使用することで、面倒な環境構築を行うことなく、
すぐにRails5アプリケーションの開発とJavaEEコンテナへのデプロイを行うことができます.

配布用パッケージ

portable-jruby-20200506-001.zip

実行方法

1. portable-jrubyのzip媒体を任意のディレクトリに解凍する.
この時、必ずしもbinディレクトリにパスを通す必要はありません.
(portable-jrubyはインストールレスで使用できます)


2. 以下のコマンドでJRubyの起動を確認する.

bin\jruby.bat -e "puts \"Hello\""
Hello


3. Railsアプリを作成する.
任意のディレクトリで以下のコマンドを実行します.

bin\rails new <Railsプロジェクト名>

bin\rails generate controller test index


4. warファイルを生成する.

cd <Railsプロジェクトのディレクトリ>

warble


カレントディレクトリにwarファイルが生成されます.


5. JavaEEコンテナにwarファイルをデプロイする.

bin\porable-jetty.bat <warファイル>


6. 動作確認
ブラウザで以下のURLにアクセスして確認します.
http://localhost:8080/<Railsプロジェクト名>/test/index


動作環境

・Windows10(x64)
・JDK 1.8.0_221

ベースとなったJRubyのバージョン

JRuby-9.2.11.0

構築済みのRails環境

Rails 5.0.1
warbler 2.0.5

ライセンス

portalbe-jrubyとminimal-jrubyはJRubyのライセンスを継承します.
JRubyのライセンスについては以下のサイトを参照してください.
https://github.com/jruby/jruby/blob/master/COPYING

その他

JRuby + Rails6環境の作り方

Windows版JRuby 9.2.11.0環境にRails 6.0.2.2を導入する


JRuby + Rails5 + JavaEE環境の作り方

JRuby 9.2.11.0でRails5アプリをwarに変換してJavaEEコンテナで運用するまで

minimal-jruby

minimal-jrubyは、portable-jrubyのサブセットです.
JRubyが動作する最小限の構成のパッケージとして構成されています.
例えば、jruby.exeを内蔵しておらず、jruby.jarをJVMから直接起動します.

minimal-jruby-20200506-001.zip

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Last-modified: 2020-05-06 (水) 13:46:34 (1680d)